愚禿堂ウェブサイトにご訪問いただきありがとうございます。愚禿堂と書いてグトクドウと読みます。「愚(オロ)かな禿(ハゲ)がやっている演劇部」ぐらいの意味で名付けました。
もともとは、「演劇とはなんぞや」「俳優とはなんぞや」ということを考察して実践してみる場として発足しました。2020年末のことです。他所でなかなか口に出せない、演劇に関する本音、疑問、功罪、そして期待や展望など、具体的な実践方法を含めて語り合いました。眉間にシワを寄せながら話すのではなく、自宅のリビングでお茶とお菓子を嗜みながら、楽しくおしゃべりをしてスッキリして解散する、そういう密かな楽しみでした。
「密かな楽しみ」ですので、大っぴらにする意思はありませんでした。演劇に携わっている友人と、演劇を話題にコソコソ話をする。俳優をやっている友人と、コッソリ練習をしてみる。愚禿堂はそういう存在で良いと思っていたのです。クローズドでマニアックでいいと思っていたのです。「演劇経験者のための場」なので、それでいいと思っていたのです。