今からちょうど1年前。
『リハーサル』という演劇作品のパリ公演に参加いたしました。
会場はあの有名な「オペラ座」。
・・・の近所にある、「ワークショップ=イセ」さんでした。
パリ滞在は10日間。
準備や稽古に4日程費やし、その後に4夜連続の上演をしました。毎回、夜の8時からでした。大反響を呼びました。
カーテンコールでの鳴り止まない拍手の中、このパリ公演の主催者であり、脚本家で俳優の東浦弘樹さんの、あの万感の表情は忘れられません。
あれからあっという間に1年が経ちました。なんだか幻のようです。
パリ滞在はそれはそれは刺激の強いものでした。海外に行くのが初めての自分にとっては、気持ち的には月に送られるのとさして変わらなかったのです。ワクワク無し。不安しかない。
そのため、また行きたいかと問われれば、遠慮させていただきますと答えますが、それでもやっぱり、ちょっと懐かしい気持ちがあるのも事実。今でも写真を見返しては、ホクホクした気持ちになっています。
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この記事を書いた人
西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。