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2024/05/19

『オトナのお芝居体験』でした

 『オトナのお芝居体験』ご来場いただき誠にありがとうございました。昨年のパイロット版をブラッシュアップし、ついに本編を封切り致しましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。なるべくコンスタントに開催できるように致します。続きものではなく1回完結を目指しておりますので、「続けて参加しなきゃ意味ない!」とか一切思わずに、いろんなタイミングが合った時にエントリーなさってください。日常生活こそが最優先です。











 愚禿堂が目指しているのは、野球を例えに出せば、硬式でもなく軟式でもなく、「準硬式」の世界であるのかなと思っております。芸能でも芸術でもエンターテイメントでもなく、「場」としての演劇、ということに結局は行き着くのだと思います。











 難しい話はよしましょう。次回は7月7日(日)に開催することに決定いたしました。今日のワークショップの直後に決めました。また詳しくはインスタやウェブサイトに掲載致します。













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西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。

『オトナのお芝居体験』でした2
『オトナのお芝居体験』でした2
『オトナのお芝居体験』でした3
『オトナのお芝居体験』でした4

2024/05/17

急遽出演のお知らせ

第27回 関西版月いちリーディング



2024年6月8日(土)15:00〜ACT cafe

(もともとコモンカフェだった場所です)



〒530-0015

大阪府大阪市北区中崎西1丁目1−6



採用戯曲『留守』作:田辺剛(下鴨車窓)



【ゲスト】たみお(ユリイカ百貨店)大信ペリカン(シア・トリエ)



【出演】奥田卓(STAR⭐︎JACKS)諏訪いつみ(満月動物園/meyou)中野聰(愚禿堂)



【参加無料!】公募で選ばれた戯曲を俳優陣でリーディング。演出家、俳優、制作者、そして観客の皆さまと共に戯曲についてディスカッションをし、戯曲のブラッシュアップや、より広く深い視点での演劇の楽しみ方に繋がるようなワークショップとなっております。中野は今回、作品の「ト書き」を読ませていただきます。どんな感じになるのか今から楽しみです😊





ご興味ある方はインスタグラムのハイライトからご予約どうぞ✨@nakaaaanoooo



#一般社団法人日本劇作家協会#月いちリーディング#ACTcafe#中野聰#愚禿堂


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西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。

急遽出演のお知らせ2
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2024/05/15

お知らせです

「オトナのお芝居体験」開催決定致しました!
【ご予約締切日】
2024年5月15日(水)いっぱいです!



【日時】
2024年5月19日(日)14時〜16時

【会場】
甲東公民館・和室

【所在地】
西宮市上甲東園2丁目11-60

【アクセス】
阪急甲東園駅から徒歩12分程

【アクセス等ご参考Web】
(西宮市ホームページ内)https://www.nishi.or.jp/kenko/shakaifukushi/barrier-fre/barrier-free-info/sports/koutoukouminkan.html

(グーグルマップ)
https://maps.app.goo.gl/4zpWzo42syw1t7mJ9

※公民館に駐車場がありますが、満車の場合は近くのコインパーキングに停めてください🙇

【内容】
昨年ご好評頂いた「オトナのお芝居体験」が復活!
ヘンな理屈は抜きにして、ナマのセリフを読んでみよう。セリフ⇒ワーク⇒再びセリフ、ビフォーとアフターどれだけ変わるか、普段出せない感情を、ここではいっぱい出していい!初めての方大歓迎!
帰り道、あなたは芝居に目覚めるでしょう。

【ご参加料】
1500円を頂戴いたします🙇



ご参加お待ちしております!


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西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。


お知らせです2
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2024/05/14

お知らせです

「オトナのお芝居体験」開催決定致しました!



【日時】

2024年5月19日(日)14時〜16時



【会場】

西宮市甲東園付近(ご予約の際に詳細をお伝えいたします。)



【内容】

昨年ご好評頂いた「オトナのお芝居体験」が復活!



ヘンな理屈は抜きにして、ナマのセリフを読んでみよう。セリフ⇒ワーク⇒再びセリフ、ビフォーとアフターどれだけ変わるか、普段出せない感情を、ここではいっぱい出していい!初めての方大歓迎!



帰り道、あなたは芝居に目覚めるでしょう。





【ご参加料】

1500円を頂戴いたします🙇



【ご予約締切日】

2024年5月15日(水)いっぱいご参加お待ちしております!





お問い合わせ、ご予約はこちらまでgutokudo1792@gmail.com

(全く怖くないのでどうぞお気軽にご連絡ください。)





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西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。


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2024/05/12

『狂おしい程のタタキ』全文掲載

 寄稿を頼まれた。大変光栄なことと思い、書いてみた。こういう文章ならいくらでも書ける。依頼されて数時間後には初稿を提出できたのだから、とても気分良く書くことが出来たようだ。機関誌に掲載前だが、全文を公開してみようと思う。学生時代の思い出の公演について書け、というお題であった。冒頭にその作品のあらまし(梗概)を載せる縛りになっている。それにしても梗概の編集はなかなか難しかった。作品を要約するのは難しいものである。









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(公演名)

劇研究部Theater Hi-Wind

新入生ウェルカム公演

『PIERROT〜separate tales〜』





(作品梗概) 

 200年前、世間を騒がせ闇に消えた伝説の窃盗団「VINOSEC」。その子孫たちの中の誰かに、あのワズマイル家の莫大な遺産が相続されるらしい。「窃盗団の子孫に良家の遺産が相続される?一体なぜ?」。その真相を突き止めるため、名探偵ケッティと助手のモックは、捜査を開始。カノ=ワズマイルの残した日記をもとに、VINOSECの子孫たちに接触。苦心の末、ついにその相続人を探し当てるのだが・・・。



「まったく、とんだ道化だな。」



  遺産という言葉に操られ、運命に踊らされた“ピエロたち“の物語。





(これより本文)



『狂おしい程のタタキ』       

 中野聡(2006年卒) 





 劇研の思い出は、徹夜タタキの思い出である。「タタキ」とはもちろん、舞台美術をこしらえることである。当時は夜中に敢行することが圧倒的に多く、旧学生会館劇研究部アトリエでの稽古が終わった23時頃からプラザに出向き、時刻がテッペンを迎える頃、3人の少数精鋭でスタートする。 



 筆者はTheater Hi-Windの初代代表となっていた。ようやく自分たちの代だ!という喜びと改名の責任感に駆られていた。



 「爆劇☆団」から名前を変えた。部員数減少打破のためにイメージを一新したのだ。現代口語演劇から脱却し、大好きな「演劇グループSomething」のようなエンタメ路線に大きく転換した。2003年4月。新しい劇研の出発に、みんなが前ノメリであった。狂おしい程の情熱だった。 



 さて、そんな気合いでもってタタキを始めるわけだが、深夜の2時か2時半頃にはこんなふうになってくる。



「ちょっと休憩しようゼ」



同期のN、及びS.O.L.Eから客演してくれているSと3人でダラダラ坂を下っていき、ローソンに入る。深夜帯は惣菜パンやおにぎりに値引きシールが貼られている。いくつか見繕って、1.5倍のカップラーメンにナミナミとお湯を入れて戻る。夜道で誰かが必ずお湯をこぼして「あちち」と声を上げる。 



 平台にどっかりと腰を下ろし、いざメシ休。満腹になって一息つくと春の夜気が心地良い。気持ちがまあるくなっていき、平台はベッド代わりになりそうだ。おいおい、狂おしい程の情熱はどこへ行った。



「ちょっと語ろうゼ」



 我々は決して演劇論なんか語らない。語るのはもっぱら、恋バナ。「恋愛は人生のヒヤクなり」。飛躍?秘薬?ヒヤクの漢字さえピンと来ない愚か者であったが、議論は白熱して行き、どこかから盗ってきたチョークを片手に平台に板書しながら熱く語り合う。時折襲ってくる眠気を追っ払いながら、さらに夜がふけると若い男達はもう止まらない。「発声練習」と称し、ありったけの大声で好きなコの名前を叫ぶ。名前、それは萌える命だ。 



 こんなに贅沢な時間が他に考えられるだろうか。嫌なことは一切御免被り、野放図もない開けっ放しの自由の中、我々は青春を謳歌したのだ。 



 上ヶ原の空には、クレセントが浮かんでいる。これからどんどん大きくなっていくのだ。どんどん輝いていくのだ。



 4月初旬の朝方はやはり少し冷える。空も白んで来たので慌ててタタキを再開するが、もうどうにもならない。6時頃、片付けをして解散。Nはすぐ近くの寮に。Sは宝塚の文化住宅に。私は仁川沿いのアパートに引き上げていった。 



 今日も朝から授業なのだが、誰も起きてきやしない。また夕方からの稽古で顔を合わせるのだ。今夜も懲りずに徹夜タタキ。狂おしい程の情熱。



(本文ここまで)







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