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2024/05/11

チーム銀河、旗揚げ10周年!

東浦弘樹さん率いる「チーム銀河」による舞台公演があります。フランス公演から4ヶ月。すでに始動されています。きっと面白いのでぜひご覧ください。筆者も観劇に参ります。



『マイ・スウィート・スウィート・ホーム』(フランス語字幕付き)

京都&大阪公演!



2024年創立10周年を迎える演劇ユニット・チーム銀河が旗揚げ公演で演じた戯曲を再演!
チーム銀河の出発点がここにある!



【京都公演】
2024年5月18日(土)15時〜
関西日仏学館(京都)稲畑ホール

(京都市左京区吉田泉殿町8)



【大阪公演】
2024年5月24日(金)〜26日(日)
 24日19時30分〜
 25日13時〜/16時〜
 26日12時〜/15時〜
Regalo Gallery & Theatre

(大阪市西区新町1-12-23

イサオビル2階)



【料金】
一般 前売3,500円・当日4,000円
学生 前売2,000円・当日2,500円



【あらすじ】
結婚19年目の中年夫婦のマンション――夫婦喧嘩の挙句、妻の洋子が寝室に閉じこもってしまう。夫は妻がなぜ怒っているのかわからない。そこへ夫婦の古い友人・田中がやってくる。夫と田中はなんとか洋子が部屋から出てくるよう画策。時間をさかのぼって洋子が怒っている原因を考えようとするが……



【スタッフ・キャスト】
作・翻訳:東浦弘樹(演劇ユニット・チーム銀河)
演出:増田雄
出演:
 立山誉(渋谷ニコルソンズ なにわニコルソンズ)
 白樫由紀子(MC企画)
 東浦弘樹



【ネット予約】
カルテットオンライン
《京都公演》
https://www.quartet-online.net/ticket/msshkyoto

《大阪公演》
https://www.quartet-online.net/ticket/msshosaka

【ご予約・お問い合わせ】
メール unit.team.ginga@gmail.com(演劇ユニット・チーム銀河)
電話 050-3699-3171(株式会社マスダシアターコンサルティング)



※受付・開場は開演の30分前です
※上演時間は80分を予定しています
※未就学児の入場不可



【主催】
京都公演:関西日仏学館
大阪公演:演劇ユニット・チーム銀河


公式ウェブサイトはこちらです


https://toura-h.wixsite.com/team-ginga





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この記事を編集した人

西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。

チーム銀河、旗揚げ10周年!2
チーム銀河、旗揚げ10周年!2
チーム銀河、旗揚げ10周年!3
チーム銀河、旗揚げ10周年!4

2024/05/10

フランス滞在記16

 ユシェット座にたかっている頃から少し雨脚が強くなり始めたので、予約してあったビストロに早めに向かうことになった。



 今日は社会経験の一環としてフランス料理を頂く。メトロ1のオテル・ド・ヴィル駅に出て、ミシュラン一つ星のBenoit(ブノワ)に行った。「前菜から食べるととても食べきれないよ」というボスのアドヴァイスを受け入れて注文したのはメインとデザートの2つ。「テッド・ドゥ・ボー」と、「シューアイスのチョコレートかけ」。



 テッド・ドゥ・ボーは仔牛の頭の料理。てっきり頬肉のようなものが出てくるかと思っていたら、違った。「丸ごと」ではないにしろ、「各部位」が入っていた。どういう状態であったかはご想像にお任せするが、決してグロテスクなものではない。大阪で言うところのホルモン、ということになるのかもしれないが、とにかくそういったものが、タルタルソースのようなもので絡められていた。これが筆者の舌にはピタリとハマり、あとに尾を引く美味しさであった。


 デザートは、シューアイスを熱いチョコレートに漬け込んで食べる。シューアイスと聞けば、父が東京出張のお土産に買ってきてくれたHIROTAを思い出すが、また全然違うものであった。マダガスカル産のバニラアイスと一緒に食べるシューアイス。これも美味しかった。メインとデザートだけでもう満腹であった。


 その後はワークショップイセにRERで向かった。今日も仕込みをして、通し稽古をする。フランス語字幕を映写する壁に白い紙を貼る必要があるのだが、どうも壁にくっつかない。壁を良く拭いて乾かして、再びトライしたのだが、どうもくっつかない。仕方なく、字幕の方をいじることとなった。黒壁に投影するために全ての文字を白くする。3人芝居のセリフをわかりやすくするため、キャラクターによって色分けしていたのだが、それを白で統一することに方針転換となったのである。

 予定より遅れて通し稽古がスタート。筆者が修正すべきは、
・ラストシーンはもっと演出家にうんざりして
・冒頭の第四の壁越えは、大阪壮行公演とは異なり、「そんなにもいないじゃないですか」で統一する
・大ラスは、準備中に電気も消す

ということであった。


 7時頃ワークショップイセを出て、RERのオベール駅からラ・デファンス駅に向かう。ホテル前を通って、スーパーに行く。ミルク・ビール・パスタなど買い出しをして、夕食となった。



写真①
ブノワ外観。

写真②
ご想像にお任せすると言いつつ、写真を掲載する。これがテッド・ドゥ・ボー。いろんな食感を楽しめるが、ホルモンが苦手な方や、酸味が苦手な方にはアレかもしれない。

写真③
見た目はたこ焼きのようなシューアイス。ホルモンとたこ焼きが出てきて、大阪にいるようであった。

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西宮市で演技レッスンをしています愚禿堂“グトクドウ“の中野です。愚禿堂“グトクドウ“は、演劇を体験してみたい方向けにワークショップを開催したり、すでに俳優として活動しておられる方にはマンツーマンでのレッスンをさせていだく演劇教室です。演劇を習い事の一つとして選択していただけるように日々研究をしています。














フランス滞在記162
フランス滞在記162
フランス滞在記163
フランス滞在記164

2024/05/08

フランス滞在記15

 9時過ぎに到着。エレベータで東浦さんと増田さんは3階に行く。私は階段で3階に行く。エレベーターがまさかの2人用だったからだ。パリ事務所の所長さんと副所長さんとお話をした。あっという間に1時間経ってしまった。


 ワークショップイセで村上さんと合流して、お店にご挨拶。幾つかの荷物を置かせてもらった。会場を使えるようになるのは14時半以降。それまで我々はサイトスィーイングをしに行く。本日はノートルダム大聖堂に行く。メトロ3のブルス駅からレオミュールセバストポル駅まで出る。そこからメトロ4に乗り換えて、シテ駅まで。ノートルダム大聖堂がすぐそこである。



 現在修復工事中。2019年4月15日に起こった火災にて、屋根の大部分と尖塔が焼け落ちた。バラ窓やステンドグラス、ファーサードは被害を免れ、聖遺物である「茨の冠」をはじめ、貴重な宝物の数々は運び出されて無事であった。と、地球の歩き方に書いてあった。



 大聖堂近くにある収容所犠牲者追悼メモリアルを見学する。その後はセーヌ河岸沿いを散策。小雨のぱらつく中、伝説の劇場の前を通った。カルチェ・ラタンの裏通り、本当に細い道なのだが、そこにひっそりと佇んでいるキャパ80席ほどの小劇場。イヨネスコの2作品をロングランしている。『禿の女歌手』『授業』の2作品。1957年からほぼ毎日上演している。世界最長ロングランとしてギネス認定されているのだと教わった。(地球の歩き方にも書いてあった。)




写真①
修復中のノートルダム。

写真②
ユシェット座に群がる。












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フランス滞在記152
フランス滞在記152
フランス滞在記153
フランス滞在記154

2024/05/06

フランス滞在記14

 2024年1月23日(火)

 やはり早朝に起きてしまう。4時か5時には目が覚めて、それっきり眠れない。ふと左を向くと東浦さんもすでに起きている。朝食を買いに行こうということになり、いつものパン屋さんに向う。



 店員さんとの壁もついに薄れてきたようである。毎朝、いつもの時間、同じ2人が、同じ服で買いに来るのだから、さすがに覚えられているようである。おまけにいつもクレジットカード決済がなぜかスムーズに行かない。そのことまで店員さんはもう折り込み済みのようである。



 バゲットを3本。朝食用でもあり夕食用でもある。恭しくパンを胸に抱いていると「ちょっと散歩しようか」と誘われた。筆者も街を散策するのは好きなので、一緒にウロウロさせてもらうことにした。が、忘れてはならない。我々だけでウロウロすると道に迷う恐れがある。早々にホテルに戻った。


 カフェ・オ・レを作って、バゲットをオリーブオイル&塩で食す。あまりにも美味しくて、手がとまらなかった。



 8時20分頃出発。本日は兵庫県パリ事務所を表敬訪問する。RERでラ・デファンスからオベールまで。「オペラ・ガルニエの女」で方角を確認して、ユニクロとdysonを確認して、食材food(というお店)を確認して、金太郎(というラーメン屋さん)を確認して、現代アート(に見立てた、思い切りひしゃげている街のゴミ箱)を確認して、ようやくワークショップイセにたどり着く。が、今日はそのワークショップイセのほぼ裏側にある兵庫県パリ事務所にまず出かけるのである。


写真①
夕食用のバゲットはこのように棚に突っ込む。

写真②
1/23(火)の朝焼け


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フランス滞在記142
フランス滞在記142
フランス滞在記143
フランス滞在記144

2024/05/04

フランス滞在記13

 さて、ワークショップイセにはRER(エフユーエフ、もしくはエクユーエクと聞こえる)で行く。我々はラ・デファンスに滞在しているのでラ・デファンス駅から行くことになる。そここらエフユーエフに乗ることになる。ワークショップイセの所在地をグーグルマップで調べてみると、最寄り駅は「アーブルコマルタン」という駅のようだが、そこはメトロの駅。ラ・デファンスからエフユーエフで行くのなら乗り換えなくてはならない。それは煩雑である。


 だからエフユーエフに乗って2駅目、オベール駅で降りる。オベール駅とアーブル・コマルタン駅は近い。つまりオベール駅もワークショップイセの最寄駅と見なすことができるのだ。
オブール駅のすぐ近くにオペラ・ガルニエがある。これが先日見学した「オペラ座」であって、このオペラ座さえ見つかれば、ワークショップ・イセは徒歩10分ほどで到着する。



 考えてみれば当然のことなのだ。本番会場となる場所から遠く遠く離れたところに宿をとる理由はあまりない。かと言ってワークショップ・イセのすぐ近く、パリの観光名所に立ち並ぶ荘厳なホテルに泊まるわけにはいかない。だから、値段と利便性とを練った末に「ラ・デファンスのオテルアダージオ」という選択肢になったわけだ。知らない土地だと距離感がつかめないので、遥か彼方に会場があり、会場の遥か彼方に宿があるような気がするが、利便性と予算の最大公約数で選ばれているのがこの宿泊先。実は会場まではすぐなのである。



 ホテルでパスタを作って食べた後、上記の道程をたどって、ワークショップイセに行った。そこで本日は仕込みとランスルー。仕込み中に照明用の電球が一つ切れてしまった。ワークショップ・イセに合わせて、演出の変更がいくつかあった。洋子ちゃんの部屋でのくだり、筆者の倒れる位置。そして、フラフラする位置。筆者が店員となって登場するシーンは、白布の奥から。その後演出家にチャチャを入れるところもその白幕のあたりから。



 あっという間に17時をまわった。バラシは翌日に仕込みやすいように効率を考えながら行なう。これから毎日仕込みをして毎日バラシをする。毎日がノリ打ちだ。またイセの中にある荷物の移動もいくつか行なった。会場をあとにしたのは18時をまわってから。オベール駅から再びRER(エフユーエフ)に乗り込んでラ・デファンスに戻った。そしてついに「オーシャン」というスーパーに行った。それからホテルに戻り、夕食を作って食べた。



写真①
かつてNavigoを使ったことがある方は、この機械で自身のNavigoにチャージをして再利用が可能である。

写真②
ラ・デファンスのマップ。普仏戦争の時、この場所は「ディフェンス」の要であったから、ラ・デファンスとのこと。

写真③
仕込み中。奥に見えるのが舞台である。今は荷物でごった返している。


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